去る7月19日、当クリニックの院長である黒木克哉は、フィリピン・マニラにあるJICA(国際協力機構)のオフィスを訪問し、フィリピンにおける貧困層への医療援助について重要な話し合いを行いました。この訪問は、当クリニックが長年にわたり続けている国際医療支援活動の一環として行われたものであり、特にフィリピンの離島地域における医療支援の強化を目指しております。
今回のJICAとの会合では、フィリピン国内における医療格差、特に貧困層や離島地域における医療アクセスの問題が議題となりました。院長は、これまでの当クリニックの取り組みと今後の展望についてJICAの担当者と意見交換を行い、特に、離島での医療支援の必要性を強調しました。フィリピン国内には、多くの人々が適切な医療を受けられない環境に置かれている現状があります。その中でも、離島に住む人々は特に厳しい状況に直面しており、歯科医療へのアクセスが限られていることが報告されています。
当クリニックでは、今年7月20日にアンティポロ市で行った医療ボランティア活動を皮切りに、フィリピンでの医療支援活動を一層強化してまいりましたが、今後はさらにその活動を広げ、フィリピンの離島地域、特にオロンゴ島での支援にも力を入れていく予定です。オロンゴ島は、フィリピン中部に位置する小さな島であり、歯科医療を含む医療支援が必要とされている地域です。今回のJICAとの会合で得られた情報と支援の意向をもとに、具体的な活動計画を策定し、オロンゴ島の住民の皆様に対しても、質の高い医療サービスを提供できるよう努めてまいります。
当クリニックの活動は、地域の皆様のご理解とご協力なくして成り立ちません。皆様からの温かいご支援とご声援に心より感謝申し上げます。今後とも、当クリニックは地域社会および国際社会に貢献できるよう、スタッフ一同努力してまいります。引き続き、黒木歯科クリニックをよろしくお願い申し上げます。