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黒木歯科からのお知らせ

虫歯ってなんで痛いの?

「冷たいものを口に入れると歯がしみる」「何もしていないのに歯がズキズキしてきた」それはもう虫歯のサインなのかもしれません。

今回は虫歯になる原因や虫歯が痛い理由、また虫歯にならないための予防法についてご紹介いたします。

■虫歯になる原因とは

虫歯(う蝕)とは、歯が溶けてしまう病気のことです。

ではなぜ、歯が溶けてしまうのでしょうか。

実は口の中には、たくさんの種類の細菌が住んでいるのですが、なかでも「ミュータンス菌」と呼ばれる細菌は歯を溶かしてしまう原因菌です。

このミュータンス菌は口の中に残った砂糖や糖分を栄養分として歯の表面にくっつき、そこで活発に繁殖をして歯垢(プラーク)を作ります。

さらに、ミュータンス菌は糖分から乳酸も同時に作り出してしまうため、プラーク内部は酸性となり、歯の表面のエナメル質を少しずつ溶かして
いきます。

それにより歯に穴が開いて虫歯になってしまうのです。

ちなみにミュータンス菌の栄養となる糖分は、チョコレートやキャラメル、飴などの甘いお菓子に含まれる砂糖だけではありません。

私たちが普段から口にするお米やパンなどの炭水化物にも糖分が含まれているため、食事のあとは口内環境をつねに清潔にしておくことが大切です。

■虫歯が痛くなる理由

ここではもう少し虫歯の特徴や症状についてみてみましょう。

はじめのごく初期の虫歯の場合は、冷たいものを口に含んだ時に歯がしみる程度です。

しかし、虫歯が大きくなると、今度は冷たいものだけでなく、温かいものでも歯がしみるようになります。

そして次第に虫歯が進んでいくと痛みが持続するようになります。

もしも何もしていなくてもズキズキと強い痛みを感じる時は、虫歯が神経まで深く達している場合や、すでに虫歯に感染して神経が死んでしまい
根っこの先に膿が溜まっている場合も考えられます。

こういった症状の場合、根管治療(根っこの治療)、つまり歯の神経を抜かなければなりません。

虫歯が進行してしまうとそれだけ治療には時間がかかり、長い期間通院が必要となりますので、ひどくなる前に早めに歯科医院を受診しましょう。

■虫歯は予防と早期発見が大切

もっとも虫歯になりやすい場所は「歯と歯のすき間」「奥歯の溝」「歯の根元」など、歯ブラシの毛先が入りにくいところや、歯ブラシが届き
にくいところ。

これらの場所は、歯ブラシで歯垢を取り除くことができないため、虫歯が進行しやすくなります。

歯ブラシだけで磨くのがむずかしい場所には、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを。

奥歯の溝や歯間には、ブラシ部分が小さくて毛先が細いスポットブラシで磨くのがおすすめです。

しかし、頑張って磨いていても、磨き足りない場所や、気づかないところに虫歯が隠れている場合もありますので、定期的に歯科医院で
検査を受ける習慣を身につけましょう。

黒木歯科医院では、削る量を最小限に抑えた「痛くない」虫歯治療(オゾン治療)を行っています。

非常に効果の高いオゾン治療ですが、虫歯の発見が遅れてしまうと効果が出ないため、早期発見が大切ですよ。

■まとめ

虫歯の痛みは、本人しかわからないもの。

一度経験するともう二度と虫歯になりたくない!と思いますよね。

虫歯の原因は甘いお菓子に含まれる砂糖だけではありません。

普段の食事の中にも虫歯になる原因となる糖分があるため、やはり歯ブラシやデンタルフロスなどを使った毎日のケアが大切です。

しかし、それだけではカバーできないところはしっかりとプロに診てもらう必要がありますので、定期検診で虫歯の予防をしましょう。

なお、歯がしみたり、口の中に違和感があったりする場合はなるべく早めに歯科医院を受診してくださいね。

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